Sunday, October 14, 2007

キンモクセイ

皇居の東御苑、といえば都内でも観光地として有名なところでもあります。月曜日と金曜日はお休みですが、それ以外は土日もふくめて原則開園しています。多くの外国人観光客をふくめ日本人観光客も良く見かけます。入場は無料なので気軽に入ることができるのも利点のひとつでしょうか。ここ、皇居東御苑について非常に感心していることがひとつあります。それは東御苑で咲いている花や、その他の植物などが本当に見事であること。この写真は東御苑にて撮影したキンモクセイの写真ですが、わざわざこのキンモクセイを撮影したくて東御苑まで行ってきて撮影しました。それほどまでに他の場所で見かけるキンモクセイに比べて色や形、花の付き方などがすばらしい。街角に咲いているキンモクセイとはひと味違うな、というのを感じさせる見栄えです。この写真からそういった気持ちが伝わると良いのですが…。この写真を撮っているときに、近くを通りかかったおじさんに声をかけられました。「さすが皇居の花は違うねぇ、肥料がきいてるんだろう」と言っていたのですが、自分と同じようなことを感じていた人が居るというのはちょっとうれしかったです。ちなみに、キンモクセイのすぐよこにギンモクセイも咲いていたのですが「これはみたことないなぁ、ギンモクセイ?へぇ、そんなのがあるんだ」といって感心しておられたのも印象的。写真を撮っていると通りがかりの人との思わぬコミュニケーションも楽しむことができるのもひとつの楽しみになります。


植物写真を撮影する際に考えることはいろいろあるわけなのですが、自分の好き勝手に写真を撮る以外に、写真を見る人に「どういう状況なのか」「周りはどんな環境なのか」を伝える目的で撮る、ということもあると思います。図鑑の写真なのに、雌しべだけにフォーカスをあててマクロレンズで全体をボカしたような写真ではどんな花なのか分からなくなってしまうので意味がない。なのでなるべくいろんな角度から、いろいろな画角で、離れたり近寄ったり撮っておくことで、後から自分で伝えたい目的に合わせて写真を選んでセットにすることで一つの物語を作ることができる。そういったことも考慮しながら、多角的に被写体を観察してなるべく多くのバリエーションで写真を撮っておく、そういう技術も写真撮影に必要なのだなぁ、と思うのですが、まだまだ己の実力不足を実感させられる今日このごろです。

Posted by Picasa

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