Sunday, May 15, 2011

シャッタースピードが稼げない環境下での対策

水族館での撮影記事が根強くコンスタントに人気のようなのでシャッタースピード(SSとします)が稼げない環境での対策方法(自己流)をまとめてみました。

SSが稼げない環境とは以下のような状況を想定します
1. 撮影環境が暗いから稼げない→写真がブレる
2. 使っているレンズが暗い(開放F値が大きい)
3. ISO感度が低い
4. 環境が明るくても被写体の動きが速くてSSが足りない

1のような場合には三脚を使う事で解決できる場合が多いです。

2の場合には、開放F値の小さなレンズを購入することで解決できますが金銭的な問題が発生します。APS-Cのデジカメであれば35mm/F1.8とか50mm/F1.8とかの明るいけどレンズとしても高くないものが最近では結構出ているので1本購入するだけでかなり世界が変わります。参考までに、水族館などでは開放F値が2.8のレンズでは明るさが足りない印象で、できればF1.4かF2あたりのものがあるほうが良いでしょう

3については、カメラの設定でISO感度を上げれば対処できますが、ISO感度をあげることで写真にノイズが目立ったりするのでバランスが必要です。ISO200,400,800,1600,3200,6400で一通り撮影してみてノイズを確認し、許容できるレベルがどこかを決めて撮ると良いと思います。ノイズの出方はカメラによってかなり違います。

4の対策は結構難しいです。上記1〜3の対策をしてもまだSSが足りない場合、個人的な最終兵器は「マイナスに露出補正してあとで画像補整」というものです。デジタル写真の場合、暗めに撮影しておいてあとからパソコンで明るさを上げてもほとんど破綻しません。ブレた写真になるくらいだったらそっちのほうがよっぽどマシな場合が多いです。条件にもよりますが、露出補正でマイナス1.0から2.0くらいまでにして、画像をPicasa辺りで取り込んで明るさのスライドバーで明るくするだけでかなり有利になることが多いです。

ちなみに露出補正で1.0マイナスにするとSSは二倍になりますので1/15しか稼げなかったものが1/30になる、1/125だったものが1/250になる、というあたりでかなり助けられる場合が多いです。

水族館ではF1.4〜F2.0くらいでAPS-Cなら50mmのレンズ、ISO800、マイナス1.0補正、にしておけばかなりいけます。三脚は多分立てられないし、魚が動くのであまり意味がないことが多いです。

参考までに暗く撮影して後からPicasaで明るさを上げた写真を以下に掲載します。一番くらいのが、撮ったままの状態、次に明るいのがPicasaで明るさをスライダの真ん中まで上げたもの、一番明るいのがPicasaで一番明るくしたもの。これだけ差を付けられるし、一番明るくしても破綻してるという程ではないのがわかりますねっと。

 撮影したままの写真

 Picasaで明るさを真ん中くらいまで引き上げたもの

 Picasaで明るさを最大限上げたモノ


どの写真が一番いいのか?それは写真を見せる写真家がどう見せたいのかです。料理の味が濃い、薄いと似たようなものかもしれません。

Picasaのダウンロードは picasa.google.co.jp からどうぞ

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