Thursday, March 15, 2012

D4時代の幕開け

Nikon D4を買ってきたのでいろいろとテストしている。なんというか、これ以上カメラというものは進化しないかと思っていたけどある意味新しい進化を遂げたカタチになっていると思っている。

特に目立つ改良点が、ソフトウエアによる機能の強化部分。 今までカメラと言えばハードウェアの固まりだったが、デジタルになってソフトウエアのウェイトが大きくなり、それが段々と進化してきてついにカメラ内でレンズ補正まで行うようになってきている。そこにD4が加えた機能は「ネットワーク」であり、有線LANの端子を持っているためLANケーブルを差してネットワークに参加させることが出来る。

ネットワークについて一定の知識と経験を持つ自分としては、どのような機能が含まれているのかかなり興味があったが、ニコンの説明員もさすがにネットワークの専門家ではないのであんまりよく分かっておらず、事前情報はナカナカ手に入らなかった。D4の箱を開けて入っていた「ネットワークガイド」を見て、何故コレをPDFで公開しないのかと思った。

ちなみにそのネットワークガイドの写真も上げてみる。



さて、そのネットワーク機能だが大きく5つある。
1.D4をHTTPサーバとして機能させ、NW経由でリモートコントロールする
2.FTPサーバに対してファイルをアップロードする
3.PC(Mac)と接続させてファイルをアップロードする
4.カメラコントロールソフトでD4を操作する
5.複数のカメラを連動させて撮影する(WT-5が必要 )

このうち、2はイメージしやすいが今更FTPかよ、というところはある。ただ、人がいないところで勝手に撮影して勝手に写真をアップロードして欲しい、という需要には応えてくれるだろう。しかもSFTPにも対応している。厳密にはFTPとSFTPは同列に並べるべきではないと個人的には思ってるんだが。

1はD4内でHTTPサーバが起動し、無線LANモジュールであるWT-5を付ければiPhoneからでも直接アクセスできる。つまりカメラに触らずにカメラを操作できる。レリーズケーブルなんかそろそろイラナイのではないかというお話し。

自分が一番気に入っているのは3で、事前に登録しておいたPCが同一NW(サブネット)上にいれば、そのPC(もちろんMacも)の事前に指定したフォルダにどんどん撮影画像を送り込んでくれる。リアルタイムでNWに繋がっていなくても、あとから「フォルダ送信」をすればXQD/CFの中に保存されているファイルを一気に転送してくれる。これのメリットは、対象の端末がNWに繋がってさえいれば直結させなくてもファイルを送ることが出来るところだと思う。これの便利さはいままでのUSB接続の比ではない。なぜならLANケーブルのメリット「長くできる」「抜けない」を最大限享受できるから。

その他、いろいろ見ているがやはりプロ機なので変なクセがなく全体的にニュートラルに一貫しているところと、最近のフォト業界のトレンドを上手く取り込んだ作りになっている印象。JPGの傾向も変に特徴的なところはないという感じ。

今回のネットワーク機能の強化は思った以上に進んでいたけど、これから出てくるカメラもこういった機能を意識せざるを得なくなってくるだろうから、この先のレンズ交換式デジタルカメラの進化の方向性を1つ定めたと言う意味でD4の功績は大きいかもしれない。

まだ大したものは撮れていないがD4と105マクロでのとりあえずの1枚



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