Tuesday, April 10, 2012

撮れる写真と撮れない写真

写真を撮っていれば「よりよい写真」を求めたくなるのは人間として当然の欲求だけど、何も考えずに撮ってばかりいても良い写真は撮れない。そういう意味では料理も写真も似たようなモノだと思っている。

「良い写真」の定義は人によって異なるが、本当に大事なのは撮る人が撮りたい写真を撮ることよりも、見る人が見たい写真をとることであって、そのレベルについては見る人が何を好んでいて何を求めているかを分析すればある程度それは実現することはできる。

厄介なのは見る人が見たい・欲しいと思っていないけど、見せたら欲しがる、みたいな潜在的需要を満たすような写真をどうやって撮るか。本当に価値のある写真というのはそういうものだと思いながら自分が普段写真を撮っているのは事実。言葉で説明できる世界を越えて感覚的な世界に突入してくると思う。

また、写真を見る人にもレベルがあると思っていてわかりやすい写真とわかりにくい写真で言えば、わかりやすい写真の方が万人受けはするがわかりにくい写真の方が玄人受けはしやすい。やはり食べ物と同じ。

万人にそこそこ受ける写真を撮るのはそんなに難しくない。でもそんなものは少し写真のことを学んでイロハを覚えれば誰にでも撮れる。じゃあ筆者が撮りたいと思っている写真ってなんなのさ、というと「言葉で説明はできなくても感覚に訴えられる写真」だと思う。でもそんな写真はなかなか撮れない。撮りたくて撮れたら苦労しない写真、それが撮れない写真であり価値のある写真。撮れない写真はどうしたら撮れるようになるのか。


道行くネコ、よそ見をしているがその先に何を見ていたのかはよく分からない。この後、道をまっすぐ進むのかと思っていたらこのネコが写真で向いている方向に走り去っていった。





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